秘密のアポロチョコ

緊急激白: 謎の100%ストロベリー・アポロチョコに遭遇!!

まず,アポロチョコと言われてもピンとこない方のために,アポロチョコの生態について簡単に説明しておこう. アポロチョコとは,外見は, <えんすい> と<かさ歯車>を たして1.5でわり, 尖端にやすりをかけて丸めたような形状をしており (数式で書くと「(えんすい+かさ歯車)÷1.5×やすり」となる),比較的まろやかで強烈なあまみを呈するチョコレートである.

このアポロチョコは,上部約2/3程度がピンク色のストロベリーチョコ, 下部が褐色のミルクチョコであることが広く周知の事実となっているわけだが,昨日(1998年12月08日), 当研究室で研究活動の一環として捕獲した個体のなかにひとつだけ通常とは異なる形態の個体が発見され話題を呼んでいる. 下の写真はその特殊な個体を撮影したものである(問題の個体は左.右側は通常の個体で比較のために撮影したもの).

ストロベリー・アポロ

見ての通り,この特殊な個体は全体がピンク色のストロベリーチョコからなっており, 褐色部分が全くない(当研究室ではこの個体をストロベリー・アポロと命名した). アポロの生体に詳しい研究者によれば,今回発見されたものと同じ全身ピンク色の個体の存在は以前から噂されていたものの, 実際に捕獲に成功し,工学実験用の高性能カメラを用いて撮影を行った今回のような例はきわめて珍しく,非常に貴重であるという. また,別室にて画像処理に関する研究を行っている別の研究者によれば,通常のアポロとは逆で, 上部が褐色,下部がピンク色の,リバース・アポロと呼ばれる個体の存在を示唆する未確認情報も得られているという.

アポロチョコに このような変種が見られる原因については,研究者の間でさまざまな議論が行われているものの, 依然として不明な点が多く,研究者グループは詳しい経緯を知る人からの情報提供を呼びかけている (情報提供はこちらまで).

今回捕獲に成功した研究者グループは, 問題の変種であるストロベリー・アポロを高性能の工学実験用CCDカメラで近接撮影した画像も公開している.


本文中に出てきた <かさ歯車> については当学科では必修科目の情報工学製図であつかわれることもあって, よく知られているが,まんがいち知らない場合は次の文献[1]が参考になる.


はたいたかし
Wed Dec 9 07:36:59 JST 1998
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